


斜里岳の山麓で悠々と過ごす羊たち。
オホーツク海を望む開放的な農場で
ストレスなく育ちました。
食肉処理の施設を完備し、生産から販売まで、
すべて自分たちの手で一貫生産。
羊に対する愛情は誰にも負けません。
地場産の安心安全の良い物だけを使って飼育。
じっくりと羊のことを考えて、聞こえてくる
「おいしい!」の一言のために。
今日も雄大な自然の中で大切に育てています。

自己紹介
2005年、趣味で飼った3頭の羊から始まりました。
少しずつ羊を増やし、少しずつ快適に過ごせる空間を整備。
じっくり時間をかけて環境を整えました。
今では羊の他にもヤギや七面鳥なども暮らすにぎやかな農場です。
家族と同様、愛情を持って真剣に羊たちと向き合う日々。
これからも知床斜里から質の良い国産サフォークをお届けします。

五味渕雅之 神奈川県出身
都会の生活が肌に合わず、妻の実家である北海道斜里町へ移住を決意。
家族全員で手作りの家を建てて生活を始める。
当初は有機農業を志すものの断念。
知人から分けてもらった3頭の羊からスタート。
会社員をしつつも飼育スキルを習得し、施設の拡充と増頭を行う。
2021年繁殖羊80頭となり農場運営を本格的に始動する。
雑誌掲載
スロウ
2020年65号
アグリフードサポート
2021年冬号
餌のこだわり
五味渕ひつじ農場ではSDGsの観点※から、持続可能な発展と取り組みをしています。遺伝子組み換えやポストハーベストの可能性のある輸入飼料は一切与えていません。
羊たちが口のするのは100%道内産飼料。
地元で採れた健康的な飼料を毎日自家配合しています。
飼料の素材は主に近隣地域から出た規格外小麦及び規格外大豆、米ぬか、ビートパルプ。
小麦は粉砕、大豆は煮豆にするなど、羊が食べやすいように工夫し、羊たちの健康と嗜好にもこだわっています。
餌の配合割合は、羊の香りがほど良く残るように長年かけて研究。丁寧に育てて出来上がったお肉は、羊特有の臭みがなく、旨みが強い脂身は口に入れると甘く感じると評判です。
※カテゴリ2【飢餓をゼロに】、12【つくる責任 つかう責任】、13【気候変動に具体的な対策を】、15【陸の豊かさを守ろう】)に配慮しています。

飼育のこだわり
飼育のこだわりは、羊に委ねること。羊は臆病で繊細な動物ですが、羊本来の習性と生活スタイルに寄り添うことで、健康で生命力にあふれた姿を見せてくれます。
オホーツク海を展望できる放牧地には農場から出た堆肥を散布し、化学肥料の使用を極力抑えています。
オホーツク海をゆったりと望みながらお腹いっぱい牧草を食べて元気に過ごし、
広い農場で思うがまま走り回って気ままに暮らす。
五味渕ひつじ農場で過ごす羊たちはストレスのない環境で元気に育っています。

羊の紹介
北海道での羊との共存は古く、昭和初期からと言われています。当時は防寒服などに使う羊毛をとるための飼育がメインでしたが、現在では羊毛よりも質の良い羊肉の生産の方が知られています。
昔は羊毛をとるために飼育されていた羊をどうにか美味しく食べようと、北海道の地にジンギスカンが誕生しました。
全国で羊の飼育頭数第1位の北海道。
日本で生産されている羊肉の約半数が北海道産。
品質も良く、まさに羊の生育環境が影響していると言って過言ではありません。
生産される羊肉は、日本の自給率0.5%足らずの希少なお肉。
五味渕ひつじ農場では、羊の中でも大型の肉用種で、赤肉の部分が多く肉質がよいサフォーク種を飼育しています。
性格は穏やかで、顔と四肢が黒い短毛で覆われているのが特徴的な羊です。
羊肉の分類は一般的に1歳未満のラム、1~2歳のホゲット、2歳以上のマトンに分類されます。
当農場では、1~2歳のホゲットをメインに販売。
ラム肉のような柔らかさとマトンのような脂と旨みを合わせもった羊肉です。
ホゲットは口に入れた瞬間、羊独特の臭みが少なく、旨みが強いのが特徴。
さらにその脂身には甘味があるとされています。
今まで食べていた羊肉とは違う、五味渕ひつじ農場のこだわり抜いた羊肉をぜひご賞味ください。



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